丹沢湖、真鶴へ

午前中のみの予定で丹沢湖へ出かてきました。目的は丹沢湖から延びる林道。7時前に出発し、一路ニッサ．．．でなくて国府津へ。国府津から北上、谷峨を折れて丹沢湖を通り過ぎ、まずは箒杉を見物。前に何度か脇を通り過ぎているはずなのですが、今回初めて気がつきました（をい）。

箒杉はずいぶんと大きいですね。えーと。はい。裏まで登ってみましたが、近くで見るとなかなかのものです。位置的にはこの辺：

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さて、この谷戸の行き詰まりのキャンプ場には家族で何度か来ているのですが、そこから延びている林道があると言う事で、これまた行ってみました。この林道は犬越路林道で、うまくすると道志の方へ抜けられるのですが、トンネルの辺りで通行止めになっていると言う事。さっさとゲートがある事が分かって途中で引き返しました。上り坂でUターンしようとして立ちゴケしたのは秘密です。バークバスター、素晴らしいですねぇ。着けていて良かった。
そそくさと引き返して再び丹沢湖へ。丹沢湖周辺には幾つか林道がありますが、広域基幹林道「秦野峠線」以外はゲートがあって閉鎖されている旨'07版のツーリングマップルに記載があり、さっさとあきらめていました。ところが「秦野峠線」は特に閉鎖の文字は見られなかったので、早速突入しました。冬枯れた山間にそろそろと踏み入れると、ここにもゲートが。嗚呼。

今日の目的はこの「秦野峠線」を県道710に抜ける事だったのですが、合えなく崩れ去りました。山間部だけにまだ陽が差し込まず、天気はいいのに身体は冷える一方。寒い〜とかいいながら道を戻っていくと、目の前に富士山が。

まぁ、これだけでも見る事が出来たからよしとしますか。
丹沢湖を通り過ぎ、県道76号を戻って道の駅山北で甘酒を一杯。さて、どうやって帰ろうかと思案して、足柄峠を廻って帰る事にしました。御殿場側から帰る時はいつも箱根を抜けてしまうので、足柄峠は通った事が無かったのです。

道の駅山北の甘酒。ゆずがいい香りだった。冷えた身体が温まる
結果から言ってこれは大正解でした。御殿場を広く望む峠道にこれでもかと広がる富士山に大感激！　富士の裾野のなだらかさ、雄大さを存分に味わえます。こんな素晴らしいところが割合無名なのは一体どうした事か？　どこにも抜ける事が出来ないからかもしれませんが．．．。

峠を登り詰めると足柄城の跡があります。もはや基石の一部しか残っていませんけれど。ここもやはり遠くに富士山を望む事が出来ます。

葛折れになったワインディングロードを下り、足柄平野を南下、普段田んぼの作業をしている永塚の辺りまで降りて来て、コンビニで昼食にしました。昼には鎌倉に戻るつもりが、12時を過ぎてしまいました。自宅に電話を入れると、今日は子供も出かけているからのんびりして来て良いとありがたいお達し。これ幸いと地図を拡げ、真鶴まで行ってみる事にしました。小振りながら岬がある事が選定理由。R134に戻ってひたすら南下します。
R134はとにかく気持ちよい道ですが、既に登りが混み始めていました。帰りはヤバいか？　と思いつつ真鶴の岬へ折れていきます。岬の町のこぢんまりした密集した風景がなかなか気持ちよく、あちこち眺めながら先端を目指します。東側から一方通行になった道路は林を抜けるワインディングでこれも気持ちがいい。ケープ真鶴という妙に気取った記載が地図にあったので、この辺の呼び名のかと思っていたらば、なんとそう言う名前の設備が岬の突端にありました。土産物屋と、レストランが一体になったレストハウスがその正体。なるほど。
変な名前のレストハウスはまぁ置いておいても、岬からの眺望はすばらしいの一言。光に満ちた相模湾を堪能する事が出来ます。足を伸ばして良かった！　昼寝する猫が至り．．．これもなにかのんびりとした空気を醸し出していました。

さて、せっかくなので徒歩で岬を下り、名物三つ岩を見てきました。岬から岩場が続き、その先に大きな岩が海面から飛び出しています。注連縄が回されていて、何かしら宗教的な意味がある様子。

これもまた素晴らしいの一言なのですが、件のレストハウスからここまで、延々と階段を下るのですね。下りながら、上りは辛いかな、と思っていたら案の定、オフ用のブーツを履いて登る代物ではありませんでした。あと数段と言うところで本日二度目の立ちゴケ。
その後は渋滞したR134を延々と走って帰宅。途中お腹がすいてセブンイレブンでサンドウィッチを食べました。

江ノ島付近で夕暮れになり、七里で何枚か夕日の写真を撮ったので、最期に載せておきます。


KLXにも大分慣れてきました。前回は苦しかったシフトペダルも、調整後かなりいい感じ。一日あちこち走り回って240kmくらい走ったでしょうか。慣らしも大分済んできました。もっとも、KLXにしてみたら、僕を馴らしているのかもしれないですね。