渡良瀬遊水池へ

昨年末、naoさんに新車納車祝いツーリングのお誘いを頂いてからいろいろアクシデント続きで延期になっていた渡良瀬遊水池ツーリングが遂に実現しました。上々の天気で、素晴らしい一日でした。

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naoさんはKTM625SXCというエンデューロマシンでやって来てくれました。このマシン、モンゴルなどに遠征したマシンで、ビッグタンクをつけたラリーマシン状態では一度見ていたのですが、装備を外したスマートな姿は初めて。凛々しいなぁ。集合場所の新善橋に7時過ぎには到着していたnaoさんを1時間半も待たせて到着したのは私です。済みませんでした。
合流後、4号線をかっ飛ばして、多少ミスコースもしながら10時過ぎに道の駅おおとねに到着。naoさんはここでGPSをリセットして、ログを取っていた模様。まずは遊水池を、ということで案内してもらいましたが、とても日本とは思えないフリーライドな世界。なんじゃここは。走っても走ってもダートが終りません。フラットダートなので僕のようなノービスでもがんがん走れます。

日本とは思えない風景
で、疾走するnaoさんの後を追って、砂煙のなかをBAJA気分で走ります。馴らし中のマシンで6速まで入れられる、ということで速度は推定ください。まったくどこを走っているか分からないままに右へ左へと飛び回って、全くどこだか分からない砂利道のきつめのカーブで転けました。減速不足、滑った後輪を流せない技術の無さですな。吹き飛ぶ右リアウィンカー。マフラーに引っ掻き傷。まぁたいした事ありません。ウィンカーもすぐに装着出来る作りで損傷無し。
ウィンカーが無いw
気を取り直して走り出し、ぐるぐるぐるぐる、ダートを見つけては走り、土手を見ては上り下りして、いつしか舞台は利根川流域へ。これがまたどこまでも続くダートで、延々と走り続けられます。
途中、グライダー滑走路、モトクロスコース、エンデューロコース、ラジコンコース、ジェットスキー、パラグライダー、競艇など、外遊びの無法地帯を脇目に見ながらもうもうと砂煙をたてて西へ、上流へ。naoさんいわくモンゴル風の草地なども気持ちよく、KLXの挙動も大分分かりました。砂利道のエグレなども、ある程度のスピードと後輪加重、スタンディングで十分走れる事も。おおお、これは楽しいぞ! しかしさすがnaoさん早い。気を抜くと砂煙の彼方にもう姿がありません。ううん、あんなには開けられないぞ。
途中ちょっとだけKLXにも載せてもらいましたが、盛り上がるパワー感と高い車高に圧倒。曲がれない! 砂利に突っ込んだら一発で転けそうです。こんなマシンに乗れるようになってみたいものですが、まずはKLXでどんどん走りましょう。
お腹いっぱいダートを楽しんで、距離計をみるとなんとダート部分だけで100kmを超えていました。そんなに走った感じはまったくなく、何このトリップ感。こんな風に走り回っていたら、ぐんぐん巧くなれるのでは?
利根川
利根川河川敷
土手を上り下りしてみたり
R17を経由して道を戻り、行田にでてフライと焼きそばで昼食に。naoさん案内のお店は小さくて看板もない駄菓子屋さん。いい感じのおばあさんが丁寧に焼いてくれました。うまい。フライのもちもち感は結構好みです。粉もの好きなんですよね。駄菓子感がたまりません。
行田名物フライ
驚愕のプライス
この時点で15時過ぎ。楽しい事していると、時間の経つのが早い! 下道で川越〜八王子経由で走って、帰宅は20時半でした。やっぱり遠いなぁ。神奈川、東京、埼玉、栃木、群馬と縦横に駆け回って、総走行距離は417km。凄い。慣らし、ほぼ完了しました。
案内して下さったnaoさんには本当に感謝です。右のリンク集の「ETA 01:00」が彼のBlogです。ぜひご一読を。
最後に、naoさんが撮ってくれたへっぴり腰の僕: